Features_of_7_types_of_online_players

7種類のオンラインプレーヤーの特徴

 

ギャンブルは昔から映画などの題材にもなり、それらの影響によりいつしか世間ではギャンブラーに対して、ギャンブラーコートとギャンブラーハットをかぶっているようなクールなイメージを抱くようになりました。最近ではカジノを題材としたカードゲームなどもでてきていて、ギャンブルとはいつの時代でも何かと注目のエンターテインメントであります。

Casino (カジノ)

ラスベガスの華やかさの裏側を描いた華麗な映画です。複雑な人間関係と人間模様を見どころとしています。

Ocean’s 11 (オーシャンズイレブン)

ジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツなどといった超豪華キャストが繰り広げる、スリル満点の映画です。

ギャンブルを題材にしたゲーム

・ギャンブラー×ギャンブル(ギャンブラーギャンブル)

カジノを潰すために集められたギャンブラーとなり、協力してくれる他のギャンブラーと契約を結び、カジノに乗り込みます。

7つのギャンブラーのタイプについて

ここではギャンブラーの特性について、7つのタイプに分けて分析していきますのでどうぞご覧ください。

  • タイプ1)プロフェッショナルタイプ

世界にはプロのポーカープレイヤーが存在し、彼らはギャンブルで生計を立てています。プロのギャンブラーにとってはギャンブルが主な収入源であるため、直感的に行動せずにいつも計算してゲームに挑んでいます。このタイプのギャンブラーは、人並み以上の忍耐力と、負けた時に動揺することを避ける能力を持っています。 スキルを必要とされるギャンブル、勝敗が幸運だけによるものではない種類のギャンブルを好み、経験とスキルを使って大きな勝利をものにするのです。決してギャンブルの依存症にならない精神力も持ち合わせています。またこのプロフェッショナルタイプも、さらに3つのタイプに分けることができます。

(1)名誉と富を手に入れるギャンブル界の花形タイプ

(2)厳格で軽蔑的で気難しいタイプ

(3)ゴルフ、競馬、フットボール、大学バスケットボール等あらゆるスポーツの勝敗に賭けるスポーツ賭博ギャンブラータイプ

このプロフェッショナルタイプのギャンブラーは、一般的にはテレビや雑誌にでたり有名人である場合も多く、セレブというステータスを楽しみ人生を謳歌しています。

  • タイプ2)社交的カジュアルタイプ

このタイプの人はランドカジノやギャンブル関係のイベント、オンラインカジノでよくプレイしています。多くの場合、友達と会って行動を共にするなど気晴らしや娯楽目的のためにギャンブルをしているので、ギャンブル依存症になることはありません。ギャンブルを完全なエンターテインメントであると認識していて、ギャンブルに投資する金額と時間にきちんと制限をかけています。ギャンブルをする時には、一人ではなく複数で行動しているので、スロットマシンの前で何時間も一人でプレイに没頭したり、ファンであるサッカーチームにオンラインで賭けたりすることはないのです。また頻度も一貫せず、気分によってゲームを楽しむタイプとなります。

  • タイプ3)シリアスタイプ

楽しみやリラックス目的でギャンブルをする人がこのタイプに該当します。カジノやいろんなギャンブルイベントに長い時間を費やしますが、仕事や家族のことを忘れずにきちんと考えています。ただギャンブルに費やす時間が長いため、周りの人にはギャンブル依存症にみえるかもしれません。

  • タイプ4)逃避型タイプ

不安や鬱などの精神的な苦痛を感じるとき、多くの人がお酒や薬に頼りますが、中にはギャンブルに走る人もいます。不安から逃れるためにギャンブルをする逃避型のギャンブラーたちにとって、ギャンブルは楽しむものではなく、治療的なものであると感じているのです。「強迫型」のギャンブラーとは異なり、このタイプのギャンブラーは感情的な乱れに直面したとき、ギャンブルをしたいという衝動を感じます。感情的な乱れを別の方法で整えることができれば、通常はギャンブルを行いません。またこのタイプは感情的な問題が先にくるため、ギャンブルをしても判断力に乏しく、短時間で大金を失う傾向があるので、金銭的問題も抱える危険性をはらんでいます。こういった、個人的な問題に対処しながらギャンブルの習慣をコントロールするには、心理療法が助けになるでしょう。

ギャンブル依存症について

ギャンブル依存症の原因は、人の不安な感情が高まるのを抑える特殊なタンパク質の「ノルアドレナリントランスポーター」という物質の影響であると言われています。ギャンブル依存症の人は、抑圧された感情をうまく吐き出せず、ギャンブルで発散しているケースが多いともいわれています。摂食障害やアルコール依存症などは広く知られており、周囲も気づきやすいのですが、ギャンブル依存症はまだよく知られていないため、病気であることが認識されず症状が進行しているのが外からみてもなかなかわかりません。

  • タイプ5)パーソナリティタイプ

ギャンブルを違法に利用して利益を得ようとする人々が、パーソナリティタイプです。あなたがこのタイプがいる場所へ頻繁に出入りしていない限り、このタイプと出会うのは難しいでしょう。パーソナリティタイプは、カジノのポーカーテーブルで勝利したり、スロットマシンでジャックポットを当てたりはしませんが、競馬などのスポーツイベントで時間を費やすことに没頭します。もしくはポーカーのようなゲームをプライベートルームで開催したりもします。プライベートルームでは、マーキングされたカードを使用したりし、ギャンブル依存症に陥っている場合があります。また、その自分がギャンブル依存症であることを、自分が行った違法行為の理由として乱用しようとする場合があります。パーソナリティタイプのギャンブラーの一例として、サッカー選手のDJキャンベルがあげられます。彼はブラックバーンFCに所属中、八百長をしたとして有罪を宣告されました。ポーツマスFCに所属していたサム・ソジェが、チャンピオンシップでイエローカードを貰えば数万ポンド儲かる、と話を持ちかけたからです。こういった事例からわかるように、パーソナリティタイプには注意が必要です。

  • タイプ6)保守型タイプ

保守型のギャンブラーは通常は、お金より体験のためにギャンブルをします。 彼らはまずギャンブルに予算を設定して、高いリスクを伴わないゲームを選びます。もともとギャンブルに興味があるわけではないので、仕事を忘れたり約束をほったらかしてプレイに没頭したりすることはありません。保守型タイプは、低リスクのテーブルゲームや低額ベットのスロットマシン、また新しいゲームや新しいカジノを試し、いろんな新鮮な体験をするのが好きなのです。カジノが合法でない国に住んでいたり、新しい経験をするために他の国に旅行しカジノを訪問する多くの観光客がこのタイプに該当します。経験のためにほんの少しのお金を持って、一時だけの経験と考えてギャンブルをするのです。

  • タイプ7)強迫型タイプ

このタイプのギャンブラーはギャンブルへの衝動をなかなかコントロールできません。ギャンブルに対して強迫的な観念を持っていて、何に対してもギャンブラー的な考えを抱いてしまったり、また、ギャンブルをやめようと努力したりもしますが成功せず、結果、コントロールできなかった負の感情に耐えられなくなり、やけくそになってしまう場合もあります。強迫型タイプは人生の他の何よりもギャンブルを優先し、健康問題を無視することさえもあります。さらには、アルコール依存症などの他の中毒症状を示すことも珍しくありません。行動が衝動的なので、日常生活の中でどんな仕事にもつくのが困難です。そのため、強迫型タイプは金銭トラブルを持つ人たちの中で多くみかけることができます。多くの強迫型タイプは、事実を隠蔽したり、未払いの債務を払うために嘘をついたりもします。 バルセロナ大学病院の研究者によって行われた最近の研究では、強迫型タイプを4つのタイプに分類しています。

(1)感情的に不安定でものすごく混乱している

(2)アルコール依存症に苦しんでいる

(3)社会的に適合していない

(4)世界的に適合した人格

この中でもタイプ3番の「社会的に適応していない」人は、治療するのが最も困難であることがわかっています。たとえリハビリが成功し、そのあとに少しの間ギャンブルから遠ざかっていてもまたじきに再発し、反社会的行動や分裂症状を表すことがあります。そして、他のタイプの強迫型タイプは簡単に治療できません。どんな強迫型タイプでも、習慣を克服するためには周りの支援と本人のモチベーションが不可欠となります。

 

ギャンブルは、短期間に大金を稼ぐことが可能ですが、一方ではたった一日で財政難に陥ることも可能です。ギャンブルを楽しむには、私生活、仕事に境界線を引くことも重要です。たとえギャンブルに溺れていなくても、うまくコントロールできずに、家庭崩壊や人生を台無しにしてしまう人々もいます。7タイプのギャンブラーの中で、何らかのギャンブル問題に直面しているなら、もしくはそんな人物を知っているなら、早めに医学的または心理的専門家に相談することをおすすめします。節度を保って、責任を持って、そして楽しくギャンブルと付き合っていきましょう!