ルーレットの配当の簡単な数え方

でカジノディーラーをしている片桐ロッキー寛士です。ルーレットの賭け方の1つとして、数字に賭けることができるのがインサイドベットです。このベットは賭け方により配当も様々で、たくさんの場所にたくさんのチップ、そして金額が賭けられていると、その配当の計算がとても難しくなってきます。(インサイドベットについては:ルーレットの賭け方 インサイドベット をご覧ください)賭けている本人はまだしも、たまにディーラーですらその配当を間違えることがあります。多く払われたら得かもしれませんが、少なく払われたのにそれに気づかず、そのままにされてしまったら大きな損ですよね。なので、ここは賭けている本人が配当をしっかりと把握しておきたいところです。今回は、配当をさっと割り出すことのできる「キー」と呼ばれるものを紹介したいと思います。これは私も仕事で普段から使っているものなので、今後カジノディーラーを目指す方にもしっかり覚えてもらえたらと思います。

ルーレット配当の簡単な出し方

このように、インサイドベットには6種類のベットとそれぞれに違った配当が付きます。

カジノディーラーは仕事中に計算機を使うことはできないので、配当の計算は全て頭の中で行います。ストレートアップの35倍や、スプリットの17倍に対して何枚、何十枚とチップを賭けられるとその計算は結構大変なものになってきます。

例えば、ストレートアップに5枚とスプリットに4枚、これだと35×5=175枚 17×4=68枚 175+68=243枚という計算を頭の中ですることになります。

これならまだ簡単なので、上のように単純に掛け算、そして足し算の暗算をしてもいいのですが、キーを使えば更に簡単に答えが出せます。

ストレートアップとスプリットのキー

まずはキーの使い方です。

ストレートアップとスプリットが同じ枚数の場合、その数字を2で割り、出た答えに100をかけます。最後にその数にチップの合計数を足すだけです。実際にやってみましょう。

ストレートアップに5枚とスプリットに4枚、これだとストレートアップが1枚余るので横に置いておき、4枚ずつと考えます。
4を2で割ると2、2×100は200、200に4+4で208枚、そこに先ほど横に置いていたストレートアップ1枚分の35枚を足して243枚となります。

ちょっと難しくして、ストレートアップ24枚とスプリット26枚でやってみましょう。今回はスプリットが2枚余るので横においておき、24枚ずつとします。
24÷2は12、12×100は1200、1200に24+24の48を足して1248枚、そこに先ほど横に置いていたスプリット2枚分の34枚を足すと1282枚。あっという間に答えが出せました。

スプリットとコーナーのキー

今度はスプリットとコーナーのキーです。 スプリットの支払い17とコーナーの支払い8を足すと25になります。なので、スプリットとコーナーの枚数が同じ場合はその枚数 × 25で考えます。やってみましょう。 スプリット8枚とコーナー10枚、これだとコーナーが2枚余るので横に置いておき、8枚ずつで考えます。25×8=200枚、200枚に、先ほど横に置いておいたコーナー2枚分の16枚を足すと216枚になります。簡単ですね。

 

2つのキーを一緒に使ってみる

 

最後は2つのキーを一緒に使ってみましょう。

  • ストレートアップ9枚、スプリットが合計で19枚、コーナーが合計で10枚、この場合、ストレートアップとスプリットを9枚ずつ、そしてスプリットとコーナーを10枚ずつに分けます。
  • ストレートアップとスプリットは9枚ずつなので、キーを使うと9÷2=4.5、4.5×100=450、450+9+9=468枚
  • スプリットとコーナーは10枚ずつなのでキーを使って25×10=250枚
  • 468枚と250枚を足して合計で726枚となります。

こうやってキーを使うと、普通に暗算で掛け算と足し算をするよりは早いし簡単だと思のうのですがどうでしょうか?人によってはこのやり方はやりにくいという人もいるので一概には言えませんが、実際に私みたいにこのキーを使って配当を割り出さしているカジノディーラーは少なくありません。

プレイヤーの立場からしてみても、自分が賭けたものに対する配当を把握しておくことはとても大事なことです。計算が苦手なディーラーもいるので(おかしな話ですが)、そんなディーラーにあたった時に少なく配当されないためにもぜひ、このキーを使ってみてください。