Steps_to_becoming_a_professional_poker_player

プロのポーカープレーヤーになるためのステップ

ポーカープレイヤーとは、その名の通り、世界中にあるカジノでお金を賭けてプレイする人達の事を指します。ポーカー業界では一般的に、世界最大のオンラインポーカーサービス「Poker Stars(ポーカー・スターズ)」とスポンサー契約を結んでいるプレイヤーを「プロのポーカープレイヤー」と呼びます。プロのポーカーゲーム屋として稼ぐというのは、ポーカーをしたことがある多くのプレイヤーにとっての夢ですよね。ポーカーの専門家によれば、ポーカープレーヤーの推定10%しか長期的にポーカーで稼ぐことができないそうです。では実際にプロレベルというのはどういったものなのでしょうか?ポーカーはタフなスポーツとも言われていますが、そんなポーカーのプロになるためのポーカー道(poker道)を探っていきましょう。

ゲームをリサーチして理解する

ポーカーは複数のプレイヤーが一堂に会して行われるゲームですので、基本的なマナーを身につけておく必要があります。例えば以下の5つの点があげられます。

1.カードプロテクションの義務

カードプロテクションとは「カードを保護する」という意味で、これは、各プレイヤーが自分の手札を守るということです。誤った場面でカードの中身を露出してしまったり、カードを手元から遠ざけすぎてディーラーに回収されてしまったりといったケースが、長時間のゲームになるほどおこりますので気をつけましょう。もし、仮に上記のようなケースが発生してしまった場合、該当プレイヤーの手札は無効となり、全て負け扱いとなるのが一般的です。そういった事もあり、現在ではプレイヤー各自が重石のような カードプロテクタと言ったアクセサリーを持参し、カードの上に置くことが認められています。

2.アクションと額面の発声

ポーカーは勝負のレベルが上がるほど、互いのプレイヤーが手札の中身や心理状況などを悟られないように神経をすり減らします。その為、ベットやレイズなどのアクションやその際に提示する額面を声に出さず、動作のみで済まそうとするケースが出て来ます。しかし、対戦する相手側から見るとその動作が確定したものでないと応戦することができません。そこでポーカーでは「発声優先」という概念があり、発声があってディーラーがそれを認識した場合、当該プレイヤーはそのアクションを必ず行うことになっています。オールインの場合も手持ちのチップを黙って前に出したり、手の動きだけで全部押し出す仕草をするよりも、はっきりと「オールイン!」と言うのが良いでしょう。

3.ストリングベットの禁止

ストリングベットとは「一続きの賭け」という意味で、ベットやレイズの動作を断続的に行うことを指します。これを認めてしまうと、賭けを行うプレイヤーは相手の顔色を伺いながらチップを小出しに提示し、幾らまで積むかを決めることが出来てしまいます。また、この動作に時間が割かれると他のプレイヤーの迷惑にもなりますし、ルールを裁定するディーラー側もどこまでを有効な賭けと見なすのかの判断が難しくなります。

そのため、今日では「ベットやレイズでチップを提示する場合は一回の動作で済まさなければならない」というストリングベットを禁止するルールが定着しています。もちろん、事前に発声があれば全てに優先されますので問題ありません。

4.ショーワン・ショーオールの原則

これは、一人に見せたカードはテーブル上の全員に見せなければならないという、情報の平等性を保つために採用されたルールです。仲間内のゲームなら特に気にならない事ですが、公式の場所では厳しいルールが適用される場合も多いので、あらかじめ知っておくべきでしょう。

5.ハンドに関する発言の制約

テキサス・ホールデムにおいて、コミュニティカードに同じ柄や絵札などが一様に並ぶことも少なくないですが、そんな時に「ハートが2枚あればフラッシュか」とか「フルハウスの可能性が出てきたぞ」など公に言うのは望ましくありません。なぜなら、プレイしている参加者の中には発言した手役や可能性について気づいていない場合があるからです。もし、そのプレイヤーに上記の発言が耳に入れば、その後の行動にも変化が生じ、結果的に勝者が別人になってしまう可能性があります。このルールは厳格にペナルティとして採用されない場合もありますが、情報戦のゲームにおいて余計な情報を提供することはマナーに反すると考え、慎むと良いでしょう。

ルールを知って公平にプレイする

ポーカーは5枚のカードで相手より強い役を作るというシンプルな遊びですが、ルールの他に専門用語や役など覚えることが結構あります。ルールもまた、役の組み合わせをはじめ複雑なものが多いです。ゲームを制覇するためには、プレイヤーは基本ゲームのルールと複数プレーヤー・カジノのゲーム・ルールを読んで、理解しなければなりません。

本番のゲームに向けて練習する

まずはオンラインポーカーの無料ゲームなどで練習を積みましょう。そして慣れてきたら実際に少しだけお金をかけて練習してみましょう。ポーカーは運と実力で勝負が決まるんですが、運が本当にいいときは実力が全然関係ないこともあります。そういった場数を踏むということが、後々の経験となってきます。お金をかけると独特の緊張感も生まれますので、無料でプレイしていた時とは違った心理状況にもなります。もし自分がオンライン対戦に向いてると思えるなら、そのままオンラインポーカーで賞金を稼ぎつつ練習することもできます

ブラフする

ブラフとは直訳すると「嘘」という意味です。ポーカーをプレイしている時のアクションの一般的な主張として、ベット、レイズ、リレイズは強気のアクションとなり、自分のハンドが現在ベストハンドだと主張していることになります。しかし、ベストハンドでない可能性が高い状況でベッティングアクションを行うことは、実際には強くないのに強いと主張することになり、ブラフと呼ばれます。ブラフの目的は、相手にフォールドさせることです。セカンドハンド、またはもっと弱いハンド(マージナルハンド)を持っていながら自分は強いと主張し、相手に信じさせ、フォールドすることを期待するプレイです。ブラフの上手さはポーカーの実力に直結することなのでかなり重要です。

バンクロールの管理

バンクロールとはポーカーをプレーする時の資金のことで、資金をいかに管理するかは破産しないために大変重要となってきます。

バンクロール管理の基本ルールとしては以下の4つがあげられます。

  1. 失っても構わない金額以上はプレイしない

ポーカーはどんな完璧にプレイしても常に負ける可能性を伴います。負けが込んでいるときは特に冷静になるようにしましょう。

  1. 目的を意識する

遊びでゲームをプレイしているのか、ポーカー屋として生計を立てているのかなど、自分がなぜポーカーをプレイしているのかを自覚して遊ぶことが大切です。

  1. 資金の許容範囲を超えたプレイをしない

1つのトーナメントやテーブルにバンクロール全額を注ぎ込んだり、後々にトラブルを招くような額を決して賭けないようにしましょう。

  1. 無理のない範囲でプレイする

プレイし始めてからリミットが高すぎると感じたら、余裕があってもプレイを止めます。 こうした状況では神経質になりやすく、ゲームを楽しめなくなり、間違った判断を犯してしまいますから注意が必要です。

ゲームを選ぶ

ポーカーは数学的なゲームであり、不完全情報のゲームです。ごく基本的なレベルでは、ポーカーに勝つには参加するハンドを選ぶ必要があります。最強のハンドでポットに参加する回数を対戦相手よりも増やせば、相手に勝つ回数も増えます。

コンスタントにプレイをする

海外の大会に出場して優勝を狙うには、やっぱり日々の練習が重要です。例えば、オンランカジノを使って練習するのも一つの手でしょう。お金を賭けなくても、他のリアルプレイヤーと対戦ができるので、自分のプレイスタイルの確立をしたり、カード絵柄からの勝利確率を考えたり、ブラフの仕込み方を練習したりすることができます。

感情的にプレイしない

普段の生活では感情を表すのは悪いことではありません。でもポーカーテーブルでは違い、まさに、ポーカーフェイスになる必要があります。また、いらいらしたり、やぶれかぶれになってプレイするのはよくありません。ギャンブルで勝ち続けるためには、絶対に感情に左右されてはならないのです。ものすごく悔しい、ものすごく嬉しいという場面はギャンブル時に繰り返し起こる感情ですが、目的は勝ち続けることです。感情に振り回されるのではなく、すべての結果を情報として受け止めることが必要なのです。

やめ時を知る

これはポーカーに限ったことではなく全てのギャンブルに言えることですが、やめ時を知るといういうことは大事です。やめ時を知らない人は、ギャンブル中毒にもなりがちです。プロたちは、勝利を収めているときにポーカーテーブルから立ち上がり、退室する頃合いを知っています。大きな勝利を収めているときにゲームを終了することと、負けた時に潔くやめること、これは簡単なようで非常に難しいスキルであるといえます。

世界のトップと言われているプロポーカープレイヤーの獲得する賞金額は予想をはるかに超えます。世界大会ともなると賞金の金額はなんと約28億円!また、日本でも多くのプロポーカープレイヤーがいて、中でも第42回世界ポーカー選手権大会 の「ポット・リミット・オマハ・シックス・ハンデッド」で日本人初の世界王者となった東大卒の木原直哉さんは、メディアにも多く取り上げられたので有名ですね。ポーカーで勝ち続けること、必要な額を定期的に生み出すことは生半可な気持ちでは成し遂げられません。そして、ポーカーで大きく勝つためには賭け金もそれなりに大きくしなくてはいけないこと、負けたら大打撃という場合がいくらでもあることを認識しておかなければなりません。現在ポーカープロとして名を馳せている人も、このようなリスクを背負いながら生きているのです。華やかな世界ですが、大変な努力が裏にかくされているということですね。

有名ポーカープレイヤー

世界にはポーカーで生計を立てるポーカープロが存在します。

ポーカーの世界大会「WSOP(ワールドシリーズオブポーカー)」の優勝賞金は10億円を超えており、また、日々世界中のカジノやオンライン上で大きな金額が動いています。ここでは著名なプロポーカープレイヤーとポーカーで有名な芸能人を5人ご紹介いたします!

ジャスティン・ボノモ(48億4千万)

ジャスティン・ボノモさんは19歳の時にフレンチ・オープンで4位になり、テレビ中継の中ファイナルテーブルに通過した史上最年少プレイヤーとなりました。ファンキーな外観で非一夫一婦制を支持するという、非常に個性の強いキャラクターを持つ方です。現在はポーカープロが多く住む、ラスベガスの高級高層コンドミニアムで暮らしています。

ダニエル・ネグラヌ(43億2千万)

ダニエル・ネグラヌさんは世界で最も高い知名度を誇り、実力も兼ね備えたポーカー界のスーパースターです。カナダのトロント出身で21歳の時に大学を中退し、ポーカーの道へ。世界中で開催されるポーカートーナメントで30回以上優勝し、ポーカーの申し子とまで言われる存在に昇りつめました。非常に相手のことを読む力が優れているプレイヤーです。現在はラスベガスに妻と子の3人で暮らしています。

木原直哉(1億2400万円)

木原直哉さんは物理学などでノーベル賞を目指すために東京大学理学部地球惑星物理学科に進学しました。在学中からプロとして活動を開始し、2012年には第42回世界ポーカー選手権大会のトーナメントで日本人初の優勝を果たしました。10年かけて大学を卒業されていますが、最後の2年間は生活費も学費もすべてポーカーの勝ち分でまかなったそうです。2012年〜2016年は世界最大のオンラインポーカーサイト「ポーカースターズ」とスポンサー契約をし、2013年には「Spirit of Poker Awards 2013」で「Most Inspiring Player」を受賞されています。

マット・デイモン(俳優)

マット・デイモンさんはポーカー好きで、ポーカー映画「Rounders / ラウンダーズ」に学費をポーカーで稼ぐロースクールの学生&天才的な勝負師としても出演しています。ラスベガスのカジノでたまに目撃されているということです。

GACKT(ミュージシャン、俳優)

GACKTさんは数々のポーカーの世界大会に出場しており、「WSOP(ワールドシリーズオブポーカー)」のサイドイベント「The Little One for One Drop」では日本人最高位の成績を収めました。「ポーカー×ポーカー〜業界タイマントーナメント」というGACKT自らが60分間、実況と解説を行うポーカー番組もプロデュースされています。