カジノで提供されているビデオカジノゲームの中でも、最も歴史の古いゲームの1つがビデオポーカーです。歴史の古さもあってこれまでに開発されたビデオポーカーの種類は驚くほどに多く、その多彩さはカジノゲームの中でもトップクラス。トランプゲームとして有名なポーカーの役を作るという基本的な目的こそ共通していますが、現実のポーカーをコンピュータ上で忠実に再現したものから、5列のリールを回して有効ライン上に役を揃えるような、まるでスロットゲームのようなものまで、幅広いゲーム性が存在しています。当然、それに合わせた攻略法も様々となるため、自分でプレイしながらゲームを攻略していくことが好きなプレイヤーにはとてもおすすめしやすいゲームとなっています。さて、この記事では、このビデオポーカーというゲームの面白さや魅力をみなさんに伝えるべく、その歴史や代表的なゲームタイプなど様々な情報を紹介していきます。それでは早速ですがいってみましょう。
ビデオポーカーの歴史の発端は、娯楽用ビデオゲーム開発の黎明期まで遡ります。1970年代後半、インベーダーゲームやブロック崩しゲームなどの初期のビデオゲームが登場したのと同時期に、ビデオポーカーもアメリカや日本の企業によって開発が行われました。そしてリリースされたビデオポーカーは、クラシックなポーカーのルールに基づいて作られたシンプルなものでしたが、80年代にかけてギャンブル用途のビデオゲームとして受け入れられ、世界中のランドカジノに設置されるようになっていきます。題材であるポーカーがそもそもカジノでも人気のテーブルゲームであることを考えれば、そのビデオゲーム版であるビデオポーカーが受け入れられたのは自然な流れだったといえるでしょう。また、カジノが違法である日本においても、ゲームセンターのメダルゲームコーナーやゲーム喫茶などに設置され、人気を得ていました。日本人がポーカーといって思い浮かべるのは、現在カジノでプレイされるポーカーの主流であるホールデムではなく、最もクラシックなクローズドポーカーですが、これは普及していたビデオポーカーがクローズドポーカーのルールを採用していたことによる影響だと考えられます。当時のビデオポーカーの人気の高さを伺うことができますね。
さらにPC技術の発達と、インターネットの普及が進んだ90年代中頃からは、初期のオンラインカジノを代表するゲームとして、ウェブブラウザで動作するオンラインビデオポーカーが開発されるようになり、特別なゲーム性を持ったビデオポーカーもこの頃から現れ始めました。以降、ランドカジノのビデオカジノも現在まで人気を保っていますが、ボーナスが利用可能で勝ちやすく、遊ぶことのできるゲームの種類もランドカジノより多いオンラインビデオポーカーが、年々その存在感を高めながら現在に至っています。
ここでは、ビデオポーカーの種類について説明します。ルールや手役の配当、ボーナスの付き方など細別すると本当に様々なゲームタイプがあり、紹介しきれないため、次のように2種類に大別して説明を行います。
ビデオポーカーは、色々な楽しみ方を私達に与えてくれます。ビデオポーカーの特徴であり最大の魅力は、一般のスロットゲームと違って、どの手札を残すかという判断の要素が加わっていることです。一人用のゲームでは、基本的な戦略を学んだあとは、自分なりの勝負の仕方を練り上げながら攻略を楽しむことも、最善手をしっかりと勉強して、ギャンブルの勝負に徹底することだってできます。この手札選択の自由度が、大きくプレイの幅を広げてくれているのです。他方、対戦型のビデオポーカーにも、自分とコンピュータだけの勝負であるため、自分のテンポで遊べるといった利点や、実際はその後にライブポーカーで遊ぶ目的だったとしても、ギャンブルを楽しみながら、同時に対戦のセオリーを学ぶことができるといった利点があります。さらに嬉しいのは、これらのビデオポーカーでは、多くの場合フリープレイモードが利用できるということです。このおかげで、お金は意識せずに、気軽にポーカーのゲームそのものを楽しむこともできますし、プレイの確認や練習を行うこともできます。特にポーカーは戦略やプレイングが重要になるゲームなので、無料で様々なプレイを試すことができるというのはなによりも大きな恩恵だと言えるでしょう。ポーカーの勝率を高める戦略やノウハウは、インターネットで検索すると簡単に調べることができます。もしビデオポーカーに興味を持っ